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2006/08/21 (Mon)
8月18日の日経新聞夕刊「プロムナード」に載ったという文章について、いくつかのブログで知った。
私も坂東氏同様、最初にお断りしておく。日経新聞に載ったもの自体はまだ読んでいない。
最初に知ったのは、いつも見に行く猫のブログ。
捨て子だったその猫が育っていく過程を見ながら、うちの猫のことも思い、世界中で棄てられていく命にも思いを馳せたりしていた。
でも、世の中には、猫ならば殺してもいいと考えている人がたくさんいることもわかっている。
飼い猫が生んだ子を育てるのがイヤだというので、罪悪感なく棄てたり殺したり。
けれども、世論を左右しかねない新聞上で、子猫殺しを肯定する文章が堂々と載せられるのは、あまりにも思慮不足ではないか。

なぜ、人を殺してはいけないかを教えてほしいと、本気で言う人間がたくさんいるのだ。
ネットが普及するにしたがって、声を出さなかった人々(私のような)が発言を始め、その匿名性も手伝って、私生活を侵されることなく、悪意に満ちた言葉を吐き散らすことも可能になった。でも、できることとやっていいこととは違う。ましてや、公器である新聞で名のある作家が書いたものとなれば、影響力の大きさははかりしれない。

なぜ、猫を殺すのか。それ以前に、なぜ、猫を飼っているのか。その猫たちを飼うことができて、なぜ自分の猫が産んだ子を引き受けることができないのか。今いる猫で手一杯というのなら、親から先に殺すべきではないのか。というのは極論に過ぎるけれど。子猫ならば、この先数ヶ月子を産まない。親を殺すのも子を殺すのも同じこと。親は今まで一緒に暮らしてきたから愛着があるなどとは言ってほしくない。今、手元にいる猫には、生を享受させてやりたいから、避妊手術はしないというのは、どこかおかしくはないか。

ただ、、この人を批判するのは誤りではある。
「バカが吠えている」と、自分に向けられたマイナス感情を小説にぶつけて、印税を稼がれるのがオチだ。この人ではなく、「この考え方はおかしくありませんか?」「この文章の掲載を許している新聞社はおかしくありませんか?」と問うべきだ。
たしかに、人間だって、貧困等の理由から子どもを「間引く」という手段をとってきたことを考えれば、いらないものを棄てるのは当たり前のことだ、生きるためにほかの動物を殺してきたのが人間だ、という論もあって当然のこと。でも、今回のエッセイには、その論はあてはまらない。必要がなければいらないものとする、その風潮を助長するまことに素晴らしいきっかけになることだろう。

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ネットでバカとか
ネットでバカとか、プロムナードと、手一杯などを肯定すればよかった?
BlogPetのにゃあにゃ URL 2006/08/23(Wed)11:20:46 編集
おかしく印税と、
おかしく印税と、手段や世論を左右しなかった?
BlogPetのにゃあにゃ URL 2006/09/20(Wed)11:14:55 編集
ネットで公器と、
ネットで公器と、なければ誤りなどを助長しなかったよ。
BlogPetのにゃあにゃ URL 2006/10/18(Wed)11:08:35 編集
きょう日経新聞の
きょう日経新聞の、不足した?
でもきのう、日経新聞が手術したの?
BlogPetのにゃあにゃ URL 2006/11/15(Wed)11:06:52 編集
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