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2024/05/18 (Sat)
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2006/07/10 (Mon)
これも猫と暮らしていなければ、読まなかった本の一冊。
もう10年以上前のベストセラー。猫との暮らしを綴ったもの。
偶然公園で猫と出会ってしまった知人から、その猫を譲り受けた頃を回想し、その最期まで。
猫の一生といっても、人間同様さまざま。
アブサンと名付けられた猫が(漫画の「あぶさん」ではなくアルコールの「アブサン」)
作家の家に来たのは、もう30年以上前のことだから、猫に対する感覚も、今とは少し違っている。現在は、完全室内飼いがベストといわれるし、繁殖を避けたいなら、それでも去勢・避妊は必要といわれる。アブサンは、作家が望んだことではないものの、そのように生きていくことになった。
猫と暮らしている者にとって、(すべての生き物に言えるけれど、人間を含めて)最期を想像するのはつらい。互いにその時々の感情をやりとりして、互いに折り合いをつけて暮らしてきたのに、それが突然断ち切られることを考えると、思わず寝ている猫の頭を撫でてしまう。
出会いから別れまでを読み通すと、やはり猫に対する愛情が文筆を生業とする者としての客観性を上回っているとしか思えないけれど、一応、「猫に関心のない人にも失礼のないように書いた」とある。でも、かつての私のように、猫に興味のない人が手にとって、猫との暮らしに興味を持つとも思えない。やはり、猫との暮らしを知ってこその面白さであると、今は断言できる。極端に言うと、猫好きにとっての猫ものには五割方評価をアップしてしまうような平常心を失わせるものがある。



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にゃあにゃは猫と
にゃあにゃは猫とか客観したかもー。
でもここにusanekoが猫とか失礼したの?
でもここへ想像しなかった?
でもここへusanekoはアブサンを客観するはずだったの。
でもここまでアップ♪
でもここへ感情が断言されたみたい…
BlogPetのにゃあにゃ URL 2006/07/18(Tue)15:16:11 編集
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